過去コラム非公開 パトンテン酸
今回はパトンテン酸についてのお話です。
パトンテン酸はビタミンB群に含まれる物質です。
水溶性のビタミンで、食品中に広く存在し、通常の食生活を送る上で不足になることはあまりない物質といえます。
脂質、糖質、タンパク質の全てのエネルギー変換をサポートするコエンザイムAという補酵素としての役割があります。
◆多く含む食品
たいていの食品に含まれていますが、特に多く含まれている食品は、乾燥酵母、卵、牛乳、レバー、納豆、きな粉、落花生、干し椎茸、さけ、いわし等です。
◆一日の所要量
成人で5mgと言われていますが、通常の食生活で欠乏する可能性は低いです。
摂取し過ぎても特に問題はありません。
中でも、脂質のエネルギー変換に深く関わっているので脂肪の代謝に役立つダイエットのビタミンとして知られています。
ダイエットにとても重要な役目を果たしてくれます。
他にも善玉コレステロールやホルモンの合成にも関わっています。
ビタミンCと同様に抗ストレスビタミンと言われており、他にも動脈硬化を予防する効果も見られています。
次回は、【筋トレがダイエットに有効な理由】についてお話ししたいと思います。
管理栄養士 八軒
