卵についてのお話し
今回は卵についてのお話しです。
貴重なたんぱく源の卵。
お食事に欠かせない存在ですよね。
卵はビタミンC以外の栄養素を持つ「完全栄養食品」と呼ばれています。
調理法もたくさんありアレンジしている方も多くみられます。
どの食べ方が一番良いのでしょうか?
栄養素を豊富に含んでいますが中には熱に弱い栄養素もあります。
栄養素を無駄なく摂取したいなら生でお召し上がりいただくのがおススメです。
しかし、生のたんぱく質に含まれているアビジンという成分がビオチンの吸収を阻害してしまうそう。
(主なビオチンの効果は、「糖の代謝を助ける」「皮膚や粘膜の健康維持を助ける」「アトピー性皮膚炎を改善」)
イコール、生で食べ過ぎるのは良くないということになります。
少し加熱することでアビジンの作用は抑えられ、消化・吸収も良くなります。
胃腸や身体の調子が悪い時は半熟卵がおススメです。
完全に加熱した卵焼きや目玉焼きでは腸でのビオチンの吸収がスムーズになります。
菌などが気になる方には加熱がおススメです。
ただし、加熱しすぎると消化が悪くなってしまうので、気を付けていただきたいポイントです。
栄養素も豊富に含み、保存も良い卵と
上手く付き合えるとお食事の最高のパートナーになります。
これからもお食事に活躍させてください。